姫路市の小学生が、市の指定重要有形文化財「佐野邸」の障子の張り替えに挑戦し文化財の保全活動に取り組みました。
姫路市夢前町の佐野邸は江戸時代中期に建てられた珍しい庄屋風の造りで、市の重要有形文化財に指定されています。
姫路市立前之庄小学校では、2年前から校区内にある「佐野邸」の保存プロジェクトに取り組んでいて、6年生26人が障子の張り替えに挑戦しました。
児童たちはまず、江戸時代の技法で自らすいた和紙を用意。
職人の指導を受けながら専用のはけを使って障子の枠にのりを付け、しわやよれができないよう慎重に和紙を広げて貼り付け完成させていました。
児童たちが張り替えた障子は、7月3日に佐野邸に設置される予定です。