古代ローマの公共浴場「テルマエ」と当時の文化を紹介する特別展が神戸で開かれています。
神戸市立博物館で開催されている「テルマエ展お風呂でつながる古代ローマと日本」。
古代ローマの繁栄を象徴する公共浴場「テルマエ」はヤマザキマリさんの漫画『テルマエ・ロマエ』によっても広く知られるようになりました。
会場ではイタリア・ナポリ国立考古学博物館所蔵の絵画や彫刻などおよそ30点を含む150点以上を公開。
大衆の娯楽として発展したテルマエの装飾などから当時の人たちの文化や生活を知ることができます。
また、古代ローマだけでなく日本の入浴文化も取り上げられていて、江戸時代の浮世絵師が描いた銭湯の女湯の絵も展示。
さらに地元神戸・有馬温泉にまつわる歴史と文化についての絵巻なども紹介されています。
この特別展は神戸市立博物館で8月25日まで開催されています。