■直近5戦は勝点4
サッカーJ1リーグは6月26日(水)の第20節から後半戦に入る。
4位・ヴィッセル神戸は、首位のFC町田ゼルビアをホーム・ノエビアスタジアム神戸に迎えて対戦する。
ヴィッセルは前節(6/22)、ガンバ大阪に1-2で敗北。
直近5試合は1勝1分3敗(●●△〇●)と勝点を伸ばせず、順位も首位から4位に後退した。
24日の練習後、リモート取材に応じた吉田孝行監督は町田戦について、「大事な戦いです。(町田は)相手の嫌がることをやってくるチーム。相手のサッカーをさせないことにも優れている。そこから自分たちのサッカーに持っていくのが大事だ」と語った。
■辞める覚悟で
ここまで16試合に出場し、2得点・2アシストのMF佐々木大樹もリモート取材に応じた。
佐々木:「負けられない試合だ。僕らの戦術や、やりたいことをやれば、必ず勝利は近づく。僕らが自分たちのサッカーをするかどうかで、試合の内容は変わってくると思う」。
一方、全19試合に出場してきた守備の要・DF山川哲史が累積警告で町田戦は出場停止となる。
今シーズン5試合の出場にとどまっている同じDFの菊池流帆が町田戦に意欲を見せた。
菊池:「正直、今は悔しい気持ちしか持っていない。出番をもらったら、ここでやれなかったらサッカーを辞めるくらいの覚悟で僕は行っている。自分が点を取って勝ってやるという強い気持ちは持っている」。
■30日に鹿島戦
26日はヴィッセル神戸×FC町田ゼルビア戦を含め、J1の全10試合が午後7時に一斉キックオフとなる。
続いてヴィッセルは30日(日)、ホームに2位・鹿島アントラーズを迎えて戦う(午後7時キックオフ)。
相次いで上位と当たる後半最初の2戦。連覇へ向けて落とせない!
(浮田信明)