阪神淡路大震災の犠牲者を追悼する光の祭典「神戸ルミナリエ」の次回の開催日程が、来年1月24日から2月2日までの10日間に決まりました。
「神戸ルミナリエ」は、阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂の祈りと復興への願いを込めて1995年に始まりました。
これまで毎年12月に開かれてきましたが、前回、初めて1月開催とし、混雑を避けるため会場を分散して展示を行いました。
組織委員会によりますと、その結果、来場者の回遊性が向上し、周辺の飲食店にもにぎわいが見られた他、雑踏警備の費用も軽減できるなど一定の効果が見られたということです。
こうしたことから組織委員会は24日、次回の神戸ルミナリエについて、開催日程を来年1月24日から2月2日までの10日間とすることを決めました。
また、前回と同じくメリケンパークに有料エリアを設けるということです。
組織委員会は来年、阪神淡路大震災から30年となることに合わせ、県や市と連携して事業を進めたいとしています。