陶芸品のコレクター・高瀬正義さんが寄贈した兵庫県ゆかりの陶器を紹介する特別展が兵庫県丹波篠山市で開かれています。
江戸時代末期の丹波国で、当時の篠山藩主が築いた王地山焼の皿の他、同じく江戸時代末期に摂津国で作られた三田焼の鉢が展示されています。
丹波篠山市の兵庫陶芸美術館では陶芸品のコレクター・高瀬正義さんから寄贈を受けた陶器約80点を紹介する特別展が開かれています。
兵庫県加西市出身の高瀬さんは丹波焼の壺を手に入れたことをきっかけに、兵庫の焼き物に魅せられ、約65年の歳月をかけて兵庫五国の窯元の作品を集めました。
会場には、江戸時代から昭和にかけ、15の窯場で生み出されてきた焼き物が並び、それぞれの地域ごとの違いや特色を楽しむことができます。
この特別展は8月25日まで開かれています。