関空と神戸空港の発着枠拡大に向けた新飛行ルート案について兵庫県の淡路島の3つの自治体は6月21日、県などに要望書を提出しました。
新飛行ルート案について兵庫県と神戸市に要望書を提出したのは、淡路市と洲本市、それに、南あわじ市の淡路島3市の市長でつくる淡路島市長会です。
国土交通省は2025年に開催される大阪・関西万博を機に、外国人観光客の増加に対応するため、関空と神戸空港の発着枠を拡大しようと、淡路島の上空を通る新飛行ルート案の導入を計画しています。
淡路島市長会は要望書で、地元で開催された住民説明会での意見を踏まえ、環境に配慮した高い高度での飛行や深夜時間帯での飛行制限のほか、事前の騒音調査の実施など、国や関係機関に対し、県と神戸市が積極的に働きかけるよう求めています。
また、県主導で島内のインフラ整備を行うなど地域振興ついても要望しています。