姫路市は、マダニが媒介する感染症「SFTS」に、市内の80代男性が感染したと発表しました。
姫路市によりますと、マダニが媒介する感染症「SFTS・重症熱性血小板減少症候群」の感染が確認されたのは市内に住む80代の男性です。
男性は6月10日、発熱や倦怠感などの症状を訴え医療機関を受診し、市の環境衛生研究所が6月14日に行ったPCR検査で感染が確認されました。
男性は現在、病院に入院して治療を受けているということです。
SFTSの感染は、県内では2013年に初めて感染者が確認され、今回が12例目で、このうち1人が死亡したということです。
市の保健所は、マダニにかまれないように虫除け剤の使用や肌の露出を減らすなどの対策をとることや、万が一マダニに咬まれた場合でも無理に剥がそうとせず、病院で受診をしてほしいと呼び掛けています。