紅葉の名所として知られる豊岡市但東町の安国寺で、新緑のドウダンツツジが公開されています。
鮮やかな緑のドウダンツツジが本堂の床に反射して、まるで時が止まったかのような美しい光景を演出しています。
豊岡市但東町にある安国寺では、樹齢160年以上とされるドウダンツツジが、本堂の裏の斜面で枝葉を伸ばし、山肌を緑に染めています。
安国寺のドウダンツツジと言えば、毎年、秋になると真っ赤に色づき、その美しさが額に入った絵画に例えられることで知られていて、2023年は2週間ほどで1万7000人が訪れるなど人気のスポットとなっています。
参拝客から「新緑のドウダンツツジも見たい」という要望があったことから、2024年からこの時期の期間限定で一般公開されることになりました。
訪れた人は、秋とはひと味違った光景を写真に収めるなどして楽しんでいました。
安国寺のドウダンツツジは、6月28日まで一般公開されています。