姫路市で開かれている防災に関する国際会議で、VRの技術を活用して地震を疑似体験するブースが出展されています。
姫路市で開かれている「防災グローバルフォーラム」は、世界銀行が主催したもので、自然災害のリスクを知り、減災に向けた課題を議論する国際会議です。
阪神淡路大震災から来年で30年となるのを前に、兵庫がアジア初の開催地に選ばれ、世界およそ130カ国から行政の関係者や防災の研究者が参加しています。
また、会場では、日本で発生してきた巨大地震の経験から、備えの大切さを学んでもらおうと、VR=仮想現実を活用した体験ブースが出展されています。
この「ザブトン教授の防災教室」は、前後左右に揺れるいす型の装置に乗り、VRのモニター上で巨大地震が発生した時の室内の様子を再現。
地震の恐怖を疑似体験することができ、日々の備えの大切さを呼びかける取り組みです。
「世界銀行防災グローバルフォーラム」は21日まで開かれています。