兵庫県の元西播磨県民局長が作成した文書を巡る問題で、県議会最大会派の自民党などは、強い調査権を持つ百条委員会の設置を求める動議を提出し、賛成多数で可決されました。
この問題は、知事や県幹部を批判する文書を作成し配布したとして、元西播磨県民局長の男性職員が停職3カ月の懲戒処分になったものです。
6月定例議会最終日のきょう。
今回の処分や事実関係の確認について、議会最大会派の自民党は、ひょうご県民連合と共同で地方自治法に基づく百条委員会設置の動議を提出しました。
そして、採決の結果賛成多数で可決されました。
兵庫県議会での百条委員会の設置は1973年以来51年ぶりとなります。