兵庫県公安委員会は六代目山口組と絆会を特定抗争指定暴力団に指定する手続きを進めていて、11日、六代目山口組に対する意見聴取の場が設けられました。
11日午後、特定抗争指定暴力団への指定の手続きとして、六代目山口組の組長や代理人が意見を述べることができる場が兵庫県警本部に設けられました。
しかし、開始時間から15分が過ぎても組側は出席せず、意見聴取は行われませんでした。
6月5日に行われた絆会に対する意見聴取でも組側は出席しておらず、欠席しても手続きは進められます。
特定抗争指定暴力団への指定は、対立抗争が生じている暴力団同士を指定し取り締まりを強化するもので、山口組と絆会が指定されれば、おととしに山口組と池田組が指定されて以来4例目となります。