アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイナー・安彦良和さんの作品展が、神戸市中央区の県立美術館で開かれています。
「機動戦士ガンダム」の名場面。シャアとアムロの決闘シーンの原画。線だけの描写にも関わらず躍動感が伝わってきます。
劇場版ポスターのイラストラフ。今回が初公開となる貴重な作品。
卓越した画力を持つ安彦良和さんだからこそ表現できる迫力と世界観が見てとれます。
神戸市中央区の県立美術館で開かれている作品展「描く人、安彦良和」では「機動戦士ガンダム」を始め、半世紀以上にわたって手がけたアニメの原画や漫画など、これまでの最大規模となる1400点を超える作品が展示されています。
今年で77歳を迎える安彦良和さんは、1947年北海道生まれ。
弘前大学で学生運動に参加し除籍処分を受け上京。手塚治虫さんのプロダクションに入り、アニメ制作をスタートさせました。
会場には当時プロダクションに提出した作品「遥かなるタホ河の流れ」も展示。安彦さんの足跡を知ることができます。
安彦さんが描いたイラストとサインは、期間中見ることができます。
安彦良和さんの作品展は県立美術館で9月1日まで開かれています。