6月10日朝早く、神戸電鉄の下り線で倒木が見つかり、神戸電鉄は一部の区間で列車の運転を一時見合わせました。運転はすでに再開されていますが、およそ2万1000人に影響が出たということです。
神戸電鉄によりますと10日午前5時前、鈴蘭台駅発の上り始発列車の運転士が鈴蘭台から鵯越駅間を走行中、下り線の架線に倒木があるのを見つけました。
木は直径およそ20センチ、長さおよそ6メートルで、線路上の架線に寄りかかるようにして倒れていたということです。
この倒木によるけが人はいませんでしたが、神戸電鉄の鈴蘭台から新開地駅間の上下線で午前5時過ぎからおよそ4時間にわたって、運転が見合わせとなりました。
その後、通常通り運行しているということです。
この倒木の影響で、上下線合わせて84本の列車が運休となり、およそ2万1000人に影響が出ました。神戸電鉄は倒木の原因を調べています。