南あわじ市で、地元の小学生と高齢者が梅の収穫を通じて、世代を超えた交流を楽しみました。
淡路島を代表する梅の名所として知られる広田梅林ふれあい公園には、地元の広田小学校の3年生51人が訪れました。
公園の梅の木は、老人クラブのメンバーがおよそ60年前に植樹し育ててきたもので、5000平方メートルの敷地に9つの品種の梅がおよそ300本植えられています。
5日は子どもたちの社会学習の一環として、老人クラブのメンバーに教わりながら「南高」と「鶯宿」の収穫に挑戦しました。
青々とした実をたくさん集めた子どもたちは、選別の作業を楽しそうに眺めていました。
収穫された梅は1カ月ほど干した後、梅酒やジュースなどに加工されるということです。