大雨シーズンを前に 淡路島で「危険なため池」をパトロール

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梅雨や台風シーズンを前に災害被害を未然に防ごうと、兵庫県の淡路島で6月4日、ため池などを点検する合同防災パトロールが行われました。

このパトロールは、兵庫県が定める「豊かなむらを災害から守る月間」の取り組みの1つとして、兵庫県・市・県警などが合同で実施しているものです。

淡路島には、大雨などによる決壊リスクの高い「要監視ため池」が1350カ所あることから、6月4日は、以前に漏水が確認された池などを巡り、点検表を基に危険な箇所が無いかや、管理状況は適正かなどを確認して回りました。

その後、2016年に土砂崩れが発生し、治山工事が行われた兵庫県洲本市の「山地災害危険地区」も訪れ、当時の被害状況について確認するとともに、擁壁に破損がないかなどを点検しました。

兵庫県と市は今後、広報誌などを活用し、市民の防災意識を啓発していくとしています。

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