兵庫県議会の6月定例会は4日、開会しました。
この議会では、元西播磨県民局長の文書問題に関する質問を複数の会派が予定しています。
議会初日の4日、斎藤知事は冒頭、元西播磨県民局長の文書問題について言及しました。
この問題は知事らを批判する文書を作成、配布したとして、元西播磨県民局長の男性が停職3カ月の懲戒処分となったもので、問題について複数の会派が質問を予定しているということです。
問題を巡っては斎藤知事は当初、県の人事課の調査について「客観的な調査ができている」などと再調査を否定していましたが、その後、県議会の各会派などから再調査のための第三者委員会の設置を求める声が相次ぎ、「外部機関の調査の必要性を感じた」として、設置を決めています。
このほか、一部議員からは地方自治法第100条に基づく調査特別委員会の設置を求める声も出ています。
6月定例会は13日までを予定していて、代表質問は7日、一般質問は10日に行われます。