79年前の神戸空襲の犠牲者を追悼する慰霊碑に新たに36人の名前が追加され、遺族らが鎮魂の祈りを捧げました。
慰霊碑がある兵庫県神戸市の大倉山公園で営まれた式典には、「神戸空襲を記録する会」の会員や遺族らおよそ70人が参列しました。
神戸空襲を記録する会によりますと、1945年1月から8月にかけ神戸は120回以上の空襲を受け、市街地の8割が焼失、およそ8000人が亡くなったと推定されています。
慰霊碑には神戸空襲で犠牲になった人の名前が刻まれていて、2日の式典では、この2年間で新たに判明した36人が追加されました。
刻まれた人の数はこれで2267人となり、「神戸空襲を記録する会」では、引き続き犠牲者の情報提供を呼び掛けています。