初夏の風物詩 「灘五郷」で梅酒の仕込み始まる

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日本一の酒どころ「灘五郷」の蔵元では、ことしも初夏の風物詩である梅酒の仕込みが始まりました。

灘五郷の蔵元では毎年、日本酒造りが一段落するこの時期、夏場は使わない醸造用のタンクを活用して梅酒が造られます。

このうち、神戸市東灘区の白鶴酒造の工場では肉厚でフルーティーな香りが特徴の和歌山県産の南高梅を使用。

収穫したての梅を手作業で検品し専用の機械で丁寧に洗浄した後、アルコールと糖類が入ったタンクで漬け込んでいきます。

今回仕込んだ梅酒は夏ごろに実を引き上げて、原酒工場で熟成したのち、来年春以降、全国へと出荷されます。

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