■2季ぶりの連敗
サッカーJ1・ヴィッセル神戸は6月1日(第17節)、アウェイで浦和レッズと戦う。
ここ2試合は鹿島に0-1、東京ヴェルディに0-1と無得点。
優勝した昨シーズンにはなかった連敗を喫し、首位から3位に後退した。
31日、オンラインで報道各社の取材に応じた吉田孝行監督は浦和について、「個の質が高いので、1対1で負けない、組織力で負けないのが大事だ」と語った。
鹿島戦では一瞬のスキを突かれ、東京V戦ではオウンゴールを許した。
吉田監督は「自分たちが勝点3を取ってもおかしくないゲームだった。終わったことをどうこう言っても仕方ないが、そこを教訓にして、一瞬たりともスキを作らないことが大事だ」。
■ターニングポイント
今シーズン、J1は2チーム増えて全20チームとなり、各チーム38試合を戦う。
ヴィッセル神戸はここまで16試合を消化し9勝2分5敗、勝点29で3位。
前半戦は残り3試合となった。
オンラインで報道各社の取材に応じたDF酒井高徳は、「タイトルをめざす自分たちの立ち位置としては、この数試合はターニングポイントになる。連敗を引きずらず、勝ちにこだわってやっていきたい。上となるべく離れないのが大事だ」と語った。
ヴィッセル神戸の日程は、6月1日の浦和戦(埼玉スタジアム2002)のあと、16日にホーム川崎F戦(ノエビアスタジアム神戸)、22日にアウェイG大阪戦(パナソニックスタジアム吹田)と続き、シーズンを折り返す。
また12日の天皇杯2回戦でJ3カターレ富山と対戦する(ノエビアスタジアム神戸)。
(浮田信明)