宍粟市にあるちくさ湿原では、初夏を彩るクリンソウが訪れた人を楽しませています。
木漏れ日を浴びて色鮮やかに照らし出される小さな花。
宍粟市千種町にあるちくさ湿原では、およそ15万平方メートルの敷地に40万株のクリンソウが咲き誇っています。
何段にも重なり合う花の輪が、仏教建築の塔の先端にある「九輪」に似ていることからその名が付いたクリンソウ。
国内有数の自生地であるちくさ湿原では、およそ10年前から地元住民らが遊歩道の整備を行うなど観光客の受け入れを進めていて、訪れた人は、可憐な花の姿を写真に収めていました。
ちくさ湿原のクリンソウは、6月上旬ごろまで楽しめるということです。