4月、兵庫県南部などで降ったひょうによって自動車や住宅などに被害が相次いだことを巡り、日本損害保険協会は、県内での各種損害保険による保険金がおよそ315億6千万円になったと発表しました。
4月16日、播磨地域や阪神間など広い範囲でひょうが降り、窓ガラスの破損や車、カーポートの損傷など各地で被害が出ました。
日本損害保険協会によると、4月26日までに、県内ではひょう・あられ被害に関する相談がおよそ8万7千件寄せられたということです。
また、各種損害保険での支払い済み、支払い見込みの保険金は、県内でおよそ315億6千万円。
このうち車両保険が164億5千万円。カーポートや住宅被害を補償する火災保険が149億6千万円となっています。
日本損害保険協会では、被災後に保険を巡るトラブルに巻き込まれないよう、まずは加入先の損害保険会社などに相談するよう呼び掛けています。