水彩画のあたたかいタッチが話題の画家、junaida(ジュナイダ)さんの原画を集めた展覧会が、市立伊丹ミュージアムで開かれています。
男の子と女の子がいろいろな町を旅する物語。目をこらせば隅々にたくさんの人が細かく描かれています。
展覧会では、画家、junaidaさんが描く絵本の原画などおよそ400点を紹介していて、鮮やかな色彩の中に、明るさと闇が共存する不思議な世界観が特徴です。
初の大規模個展となる今回の展覧会は全国を回る巡回展で、関西では市立伊丹ミュージアムだけの開催となります。
三連画の新作「IMAGINARIUM(イマジナリウム)」は今回の展覧会用に書き下ろされた作品です。
それぞれのどこかにjunaida作品の要素が描かれていて、宝探しのような感覚で楽しむことが出来ます。
また、海外で賞も受賞したjunaidaさんの代表作絵本「怪物園」の1シーンをアニメーション化。怪物が町を行進する様子をリアルに感じ取ることが出来ます。
junaida展「IMAGINARIUM」は6月2日まで開かれています。