兵庫県は、悪質な客引きが問題となっている神戸・三宮で、AI機能を搭載した防犯カメラを設置する実証実験を20日から開始しました。
20日から始まった実証実験は、神戸・三宮の悪質な客引きを防止しようと県が行っているものです。
AI機能を搭載した防犯カメラは、サンキタ商店街と生田新道の2ヵ所に設置され、撮影エリアの滞在人数を自動でカウントしてデータ化。
範囲内の人数が増加し、一定以上になると、スピーカーから客引き禁止の音声が流れる他、巡回指導員のスマートフォンなどと連動し、指導員が直接、現場確認に向かうということです。
神戸・三宮の北部地域は、2015年から県の条例で客引き禁止地区に指定されていますが、県によると、指定後も悪質な客引きが後を絶たないということです。
実証実験は20日から6月19日まで行われます。