神戸市では、台風シーズンに備えて高潮などの被害を防ぐ防潮扉を閉鎖する訓練が行われました。
神戸市の沿岸部には、高潮などの被害を防ぐ防潮扉が、206基設置されていて市は毎年、台風の発生が多くなる季節を前に扉の閉鎖訓練を行っています。
市によりますと、防潮扉は海抜2.8メートルの高潮や南海トラフ巨大地震において各地点で想定されている最大規模の津波を防ぐことができるということです。
訓練では、市の職員がタブレットを用いて遠隔操作で扉を閉め、動作に異常がないか、確認していました。
神戸市は安全センサーなどの設置を進め、予定していた78基の遠隔操作化は今年度中に完了するとしています。