高額請求などが社会問題に 兵庫県警と労働局 ホストクラブへ立ち入り

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ホストクラブで女性客らが高額請求され、支払いのために売春や風俗店での勤務を強いられることが社会問題となる中、15日夜、兵庫県警と労働局が神戸・三宮で立ち入り検査を行いました。

15日夜、神戸・三宮にあるホストクラブ10店舗に、兵庫県警と兵庫労働局の職員が合同で立ち入り検査を行いました。

ホストクラブを巡っては、女性客の飲食代金を「売掛金」としてホストが立て替え、その支払いのために女性客が売春や風俗店勤務を強いられる状況が全国的に問題となっていて、県警には去年、料金トラブルなどについての相談が30件寄せられたということです。

立ち入り検査では、県警が風営法に基づき、従業員名簿や営業許可証などを点検した他、労働局は、給与の支払いなど労働契約に問題がないか確認しました。

県警によりますと、今回、立ち入った10店舗のうち5店舗で料金が明確に示されていないなど、合わせて6件の違反が確認されたということです。

県警は今後、違反内容に応じて対応を検討していくとしています。

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