兵庫県のロータリークラブ 能登の聴覚障害者施設に車を寄贈

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能登半島地震で被災した聴覚障害者の施設を支援しようと、兵庫県のロータリークラブが送迎用の車を寄贈することになり、15日、出発式が行われました。

兵庫県のロータリークラブから石川県能登町の聴覚障害者向け就労支援事業所「やなぎだハウス」に寄贈されるのは、送迎用の7人乗りハイブリッド車1台です。

兵庫県のロータリークラブは、能登半島地震の被災地に義援金を送るなどさまざまな支援活動を行っていて、今回は石川県聴覚障害者協会からの要請を受け、車を寄贈することになりました。

1月の能登半島地震で「やなぎだハウス」は大きな被害を受け、利用者の多くは避難生活を余儀なくされましたが、施設は3月から少しずつ再開しているということです。

一方、周辺の道路が寸断された影響で、利用者の送迎は迂回せざるをえず、現在の送迎車では、燃料代の負担が経営を圧迫していることから、ハイブリッド車の寄贈を決めたということです。

15日、神戸を出発した車は16日、現地に到着し、施設に届けられます。

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