丹波篠山特産の「丹波茶」の魅力を地元の子どもたちに知ってもらおうと、新茶の収穫体験が行われました。
兵庫県内有数のお茶の産地として知られる丹波篠山市の味間地区で行われた新茶の収穫体験には、地元のこども園の園児82人が参加しました。
収穫体験は子どもたちに地元の特産品の魅力を知ってもらおうと2011年から毎年行われていましたが、新型コロナの影響で中止が続き5年ぶりの実施となりました。
およそ1200年以上前に生産が始まったとされる丹波篠山のお茶は、土壌に恵まれ、昼夜の寒暖差が大きいことから良質の茶葉が育つとされていて、甘味が濃く、香りが深いのが特徴です。
農家の人からお茶の摘み方を教わった園児たちは、腰の高さほどある木に手を伸ばし、鮮やかな色の新芽を丁寧に摘み取っていきました。
また、茶摘みが終わると園児たちは、農家の人からおいしいお茶の育て方や入れ方を教わっていました。
園児たちは摘み取った茶葉をこども園に持ち帰り、パンケーキや天ぷらを作るということです。