淡路島育ちの南画家・直原玉青の生誕120年を記念した企画展が、兵庫県南あわじ市の美術館で開かれています。
サクラやアジサイに枯れたハスや雪山。
幅おそよ3.7メートルの1枚の屏風に日本の四季が表現されています。
南あわじ市の滝川記念美術館玉青館では、淡路島育ちの南画家・直原玉青の生誕120年を記念した企画展が開かれています。
南画とは、中国画から発展した日本独自の絵画で、与謝蕪村らによって大成され、江戸後期から明治初期にかけて流行しました。会場では、2018年以降に所蔵を開始した玉青の作品が初公開されているほか、淡路島で出土した弥生時代の石器も展示されています。
この企画展は、6月30日まで開かれています。