高校生に火事への備えを学んでもらおうと、姫路市の飾磨消防署が、隊員の実体験を元にした特別授業を開きました。
姫路私立飾磨高校で開かれた特別授業には、全校生徒およそ700人が参加し、姫路市消防局飾磨消防署の隊員が講義を行いました。
飾磨消防署では、若い世代に火災予防の大切さを知ってもらい、SNSで拡散してもらおうと、昨年度から「防火プロジェクト」として飾磨高校とタッグを組み、生徒がイベント出演や動画制作などを行っています。
9日は、新年度初めての活動として、火事の時に役立つ豆知識を紹介。壁をつたって避難することや、ドアノブを探しながら逃げることなどを伝えていました。
また、消火器の操作手順を確認するなど、生徒たちは実演を交えつつ防火について学んでいました。
「防火プロジェクト」では、これから1年を通じて防火に対する意識向上を目指したイベントなどを開くということです。