斎藤知事らを文書で誹謗中傷したなどとして県の元幹部職員が懲戒処分となったことを受け、斎藤知事は、「風通しの良い職場作りに努めていきたい」と話しました。
兵庫県は、斎藤知事や一部の幹部職員を誹謗中傷する文書を報道機関などに送付し県政に対する信頼を損なわせたなどとして7日、元西播磨県民局長の男性職員(60)を停職3カ月の懲戒処分としました。
これを受け、斎藤知事は8日の定例会見で、職員が懲戒処分に至ったことを県民にお詫びしたいと述べました。
その上で、「政策について、いろんな職員と意思疎通やコミュニケーションができる組織風土にしていきたい」と述べました。
斎藤知事は、文書の内容が事実でないと認定されたため、刑事告訴する予定はないとしています。