特殊詐欺被害が相次ぐ中、丹波市の小学生が被害防止を呼び掛ける特製のペン立てを製作しました。
丹波市立新井小学校の1年生が製作したのは「特殊詐欺防止啓発ペン立て」です。
この取り組みは多発する特殊詐欺被害を家族の絆で未然に防ごうと丹波警察署が企画したものです。
ペン立ては、色塗りやメッセージの記入が可能な組み立て式で児童たちは祖父母や両親を思い浮かべながら「さぎにきをつけてね」などと心を込めて書き入れ、思い思いに塗り絵をしていました。
兵庫県警によると、ことし1月から3月までに確認されたSNSによる詐欺被害は155件で、去年の同じ時期の46件を大きく上回るペースとなっています。
このペン立ては、丹波市内の全ての小学1年生に配られ特殊詐欺被害防止を呼び掛けます。