パラ陸上の世界選手権が5月、神戸で開かれるのを前に、ノエビアスタジアム神戸でテロを想定した訓練が行われました。
ノエビアスタジアム神戸の芝生広場で行われた訓練は、パラ陸上の世界選手権が5月17日から25日まで神戸で開かれるのを前に、関係機関との連携を強化しようと実施され、兵庫県警の警察官約40人が参加しました。
試合の観戦に訪れたサポーターらが見守る中、訓練はテロリストが拳銃を持ったままスタジアムから逃走したという想定で行われ、警察官が規制線を張るなどし、周囲の安全を確保しました。
このあと、応援要請を受けて駆け付けた機動隊員が犯人を威嚇する道具などを用いてテロリストを制圧していました。
会場では、災害時に活躍する警察の特殊車両も展示され、訪れた人たちは救助車に乗るなどして災害への危機意識を高めていました。