5月5日の「端午の節句」を前に、姫路市の博物館では、江戸時代以降、家庭で飾られてきた武者人形やこいのぼりを集めた特別展が開かれています。
兵庫県姫路市の日本玩具博物館では、勇ましい甲冑や美しい武者人形20組を中心に、合わせて200点を展示しています。
端午の節句に武者飾りを並べる風習は、古くは江戸時代の庶民が武家をまねて男の子の成長と幸せを願う文化へと発展させたことが始まりとされています。
館内には、明治から大正にかけ使われたこいのぼりなども並び、時代や地域ごとに異なる風習を見比べることができます。
この特別展は、6月9日まで開かれています。