ふるさと納税を巡る兵庫県洲本市の不適切な事務処理などを調査する百条委員会が開かれ、浜辺副市長は「魅力創生課の元課長が合わせて3台のパソコンを不正に取得していた」と証言しました。
兵庫県洲本市のふるさと納税を巡っては基準を超える高額な温泉利用券を返礼品として寄付者に送った他、不適切な事務処理があったとして、市議会の百条委員会が調査しています。
5月2日の百条委員会で証言したのは、洲本市の浜辺学副市長と上崎勝規市長です。
浜辺副市長は、市の発行する商品券を使いパソコンとプリンターを購入したなどとして停職6カ月の懲戒処分を受けた魅力創生課の元課長がこの他にも2台のパソコンを不正に入手していたと証言しました。
また、ふるさと納税の返礼品である温泉利用券をめぐって洲本市が虚偽の公文書を作成した疑いなどについては、浜辺副市長も上崎市長も「承知しておらず指示もしていない」と関与を否定しました。
次の百条委員会は5月25日と26日に行われ、ふるさと納税業務を取り仕切っていた魅力創生課の元課長が証言する予定です。