明石市の職員が業務上、管理する口座から現金およそ176万円を着服していたことが分かりました。
明石市によりますと、再雇用職員として市民生活局に勤務する67歳の男性職員は、小学校区コミュニティ・センター所長だった2023年度に、業務上、管理していたまちづくり組織の口座から複数回にわたり現金を不正に引き出し、合わせておよそ176万円を着服したということです。
市が、補助金にかかわる審査を行う中で、会計簿の残高と通帳の残高が一致しなかったため、聞き取りを行い、男性職員は着服を認めたということです。
男性職員は「生活費や入院資金に充てた」などと話し、着服した現金は1日、全額返済しているということです。
市は今後、懲戒処分に向けて手続きを進めるとしています。