SNSで知り合った人物から「金の取り引きが安定している」などと投資を持ちかけられ、兵庫県加古川市の49歳の女性が現金約5100万円分の暗号資産をだまし取られました。
警察によりますと加古川市に住む49歳のパートの女性は2024年2月、SNSを通じて知り合った人物から「金の取り引きが安定している」「金の価格は毎日上昇している」などと投資を持ち掛けられました。
女性は3月にインターネットバンキングを使用して相手の指定する口座に現金10万円を振り込んだほか、4月までの間に、現金約5100万円分の暗号資産を指定された口座に8回に分けて送信したということです。
女性は4月28日、相手方から「出金するには2100万円の認証金が必要になる」と言われたことから不審に思い、親に相談して詐欺の被害に遭ったことに気づきました。
警察はSNSを利用したもうけ話にはのらないよう注意を呼び掛けています。