源平合戦ゆかりの地、兵庫県神戸市須磨区の須磨寺で、恒例の「須磨大茶会」が開かれました。
「須磨大茶会」は、市民に気軽に茶席を楽しんでもらい、須磨寺の歴史に触れてもらおうと1980年から毎年開かれていて、今回で40回目です。
2か所の会場で催された茶席では、異なる流派がそれぞれ席主を務め、約1000人の参加者にお点前を披露したあと、お茶と和菓子を振舞っていました。
また、県の重要無形文化財に指定されている「一絃須磨琴」の演奏も行われ、やわらかな音色が境内を包んでいました。
このほか小池副住職による歴史解説なども行われ、参拝者らはお茶やお菓子を味わいながら須磨の歴史を学んでいました。