芦屋市は打出公園と打出教育文化センターのネーミングライツパートナーとして地元の医薬品メーカーと協定を結び、愛称はこれまで地元で親しまれている「うちぶん」に決まったと発表しました。
22日のネーミングライツ協定締結式には、芦屋市の高島崚輔市長と芦屋市に本社を置くバイオ医薬品メーカーJCRファーマの芦田信会長らが参加しました。
ネーミングライツの対象は打出公園と打出教育文化センターで、愛称はこれまで地元で親しまれてきた呼び名の通り、「うちぶん」に決まったということです。
打出公園は芦屋市で育った作家、村上春樹さんのデビュー作に登場する「猿の檻のある公園」のモデルとしても知られるように、以前は檻が設置され、サルやクジャクなどが飼育され、地元住民に愛されてきました。
2024年4月には打出公園を含むエリアがリニューアルされ、公園とセンターの行き来がしやすくなるよう整備されています。
芦屋市でのネーミングライツは、5カ所目で命名権料は年間200万円、契約期間は5年間ということです。
芦屋市は契約料を施設の維持管理や教育などの財源に活用するとしています。