平安時代の悲劇のヒロイン 小宰相局をしのぶ供養祭

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平家物語にも登場し、19歳の若さで命を絶ったとされる小宰相局(こざいしょうのつぼね)をしのぶ供養祭が、兵庫県南あわじ市で行われました。

平通盛(たいらのみちもり)の妻・小宰相局(こざいしょうのつぼね)は通盛が「一の谷の戦い」で討ち死にしたのを悲しみ、お腹に子を宿しながら、19歳の若さで鳴門の海に身を投げて命を絶った悲劇のヒロインとして知られています。

南あわじ市の多摩山(だまやま)には、小宰相局を供養する「お局塚」が残されていて、地元の保存会のメンバーが、毎年4月18日に供養祭を行っています。

供養祭には保存会のメンバーをはじめ守本憲弘市長らが参列し、平安時代末期の悲劇のヒロインをしのびました。

保存会はこの「お局塚」を地域資源としても活用していきたいとしています。

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