洲本市 県の審決を不服 ふるさと納税不正追及の市議への懲罰を巡り

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洲本市議会の男性議員への懲罰を兵庫県が取り消した審決を不服として、洲本市は国に審査を求めることを決めました。

洲本市の上崎勝規市長は市議会からの要請を受けて、17日の臨時議会で県の審決の取り消しを求める議案を提出し、議案は賛成多数で可決されました。

この問題は、市のふるさと納税の不正を追及してきた濱野隆議員がおととし12月、洲本市長選挙を取り仕切っていた人物を誤認し、市議会で事実と異なる発言をしたとして、議会から出席停止1日の処分が科されたものです。

兵庫県は、3月27日、「議会の裁量権の逸脱や濫用に該当し違法」として処分を取り消しましたが、洲本市はこれを不服として国に審査を申し出ることを決めました。

総務省は「洲本市から連絡が来ておらず、審査の対象になるかはコメントできない」としています。

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