春の観光シーズンを迎え、豊岡市の神鍋高原では、観光客の安全とにぎわいを祈願する春山開きの神事が行われました。
但馬地域を代表する観光スポットの神鍋高原では、毎年この時期に春山開きを行っていて、17日は地元の観光協会の関係者らおよそ50人が出席しました。
この冬は暖冬の影響で雪が少なく、神鍋高原にある3つのスキー場は、早いところで2月中旬に営業終了を余儀なくされたことから、出席した人たちは、破魔矢を放って春のシーズンのにぎわいと安全を祈願しました。
神鍋高原では、今の時期、スイセンが見頃を迎えていて、美しい春山の散策の他、トレッキングやパラグライダーなどを楽しむことができます。
4月20日からは人気の熱気球の体験が始まり、空から高原のパノラマを一望できるということです。