5月、神戸で開幕を迎える世界パラ陸上を盛り上げようと、神戸市出身の書家による書道パフォーマンスが行われました。
三味線の音色に合わせ、縦4メートル横1メートルの巨大な和紙に力強く筆を走らせるのは、神戸市出身の書家和田彩さんです。
和田さんは東洋と西洋を合わせるような作風で国内外で高い評価を得ています。
16日の書道パフォーマンスは、神戸市が取り組んでいる、アートで世界パラ陸上を盛り上げるまちなかアートの一環で開かれました。
観客が見守るなか、描かれたのは「翔けろ駆けろ架けろ世界へ」の文字。世界に羽ばたくチャレンジ精神や強い意思でまい進する気持ちなどが込められています。
パフォーマンスのあとは、世界パラ陸上の出場選手に筆で応援メッセージを書くワークショップも行われ、参加者は思い思いにメッセージを書き込んでいました。