【神戸スティーラーズ】POめざし“死闘”もドロー、「負けに等しい」

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■19点ビハインド

<リーグワン1部 第13節>
コベルコ神戸スティーラーズ 40-40 東芝ブレイブルーパス東京(4/14)
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コベルコ神戸スティーラーズ (中央)突進するサウマキ アマナキ(秩父宮ラグビー場)/©ジャパンラグビーリーグワン

ラグビー・リーグワン1部、5位・コベルコ神戸スティーラーズは4月14日、2位・東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)と東京・秩父宮ラグビー場で対戦した。

前節、痛い星を落とし、プレーオフ進出圏の4位から後退したスティーラーズは、BL東京の先制攻撃を受け、前半3分、7分、19分と、立て続けに3つのトライを奪われた。

スティーラーズは24分、ラファエレ ティモシーが反撃のトライ。

さらに3分後、山中亮平(日本代表)が敵陣でボールを奪い、サウマキ アマナキ(日本代表)が中央にトライを決めて5点差に詰め寄った。

しかしこのあとBL東京に2つのトライを許し、14-33と、19点リードされて前半を折り返した。

■後半に猛追

同点トライを決める濱野隼大 / ©ジャパンラグビーリーグワン

後半、スティーラーズは猛反撃に出た。

8分、李承信(日本代表)のキックパスを山下楽平がキャッチしてトライ。

26分にはワイサケ・ララトゥブアが中央に突進してトライ。

その4分後、連続攻撃からサウマキ アマナキが再び飛び込み、ゴールも決まって35-40と5点差に迫った。

1トライ1ゴールで逆転できる点差となり、スティーラーズはなおも敵陣内に入って猛攻を続けたが、BL東京も必死のディフェンスでトライを許さない。

40分、ラストワンプレーのホーンが鳴り、スティーラーズのマイボールスクラムが何度も繰り返される。

ホーンが鳴って5分後、スクラムからパスを回し、最後は濱野隼大が左スミに飛び込んでスティーラーズはついに同点に追い付いた。

ここでゴールが決まれば劇的な逆転勝利だったが、角度のない地点からブリン・ガットランドが蹴ったボールは、惜しくも左に外れた。

■残り3試合

リーグワン1部 順位表

試合後、記者会見したスティーラーズのデイブ・レニー監督は、「後半、あれだけチャンスを作りながら、勝ち切ることができなかった。きょうの結果は、自分たちの順位を考えても、ほぼ負けに等しい」と語った。

リーグワン1部は4位以上のチームがPOに進む。
5位スティーラーズと4位との勝点差は「7」に広がった。

(勝点は勝利4点。引き分け2点。負け0点。3トライ差以上の勝利はプラス1点。7点差以内の負けはプラス1点)

残り3試合、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦(4/21 札幌ドーム)、静岡ブルーレヴズ戦(4/27 東大阪市花園ラグビー場)、三重ホンダヒート戦(5/4 三重交通G スポーツの杜 鈴鹿)を勝ち抜くしかない!
(浮田信明)

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