兵庫県宍粟市の杉林で和紙の原料としても使用されるミツマタが2024年も黄色い花を咲かせました。
宍粟市一宮町の杉林では、ミツマタが約1・6ヘクタールの広さに群生しています。
「本谷のミツマタ」として知られ、県が認定した「西播磨花の郷」の一つにも数えられています。
ミツマタはその名の通り枝が3つに分かれる植物で、花は小さな手まりのような房になって咲きます。
和紙やつまようじの原料としても知られ、私たちの暮らしに馴染みのある植物です。
2024年は3月中旬に花が咲き始め、4月上旬に見頃を迎えました。
訪れた人たちは、ほのかに甘い香りをかいだり、黄色で埋め尽くされた斜面を写真におさめるなどして楽しんでいました。