豊岡市の地場産業「かばん」をPRする施設が、出石町でグランドオープンしました。
12日、グランドオープンの日を迎えた「かばんの館」。
およそ180坪の館内は、大正ロマンを感じるレトロな雰囲気が漂い、豊岡かばんはもちろん、国内外でつくられたバッグや財布などが販売されています。
「かばんの館」は、もともと豊岡市の地場産業をPRしようと2001年にオープンしましたが、オーナーが高齢となったことから、2022年に大阪でレディースバッグを専門に扱う「ツタハラ」が事業を引継ぎ、施設を豊岡市神美台から出石町に移転して再出発することになりました。
館内では、かばんづくりが体験できる工房も設置され、楽しみながら匠の技術に触れることもできます。
かばんの館は初年度3万人の集客を目指し、6000万円の売り上げを見込んでいます。