発生から100日以上が経った能登半島地震の被災地を支援しようと、11日、ボランティアを乗せたバスが神戸から石川県珠洲市へ出発しました。
石川県珠洲市で支援活動を行うのは、神戸市西区に本社を置く「全国災害ボランティア支援機構」や、NPO法人のメンバーなど合わせて14人のボランティアです。
能登半島地震の発生から9日で100日となり、これまでに兵庫を含む全国の自治体の職員やボランティアが現地で支援を行っていますが、今もおよそ6000人が避難生活を余儀なくされている他珠洲市ではほぼ全域で断水が続くなど復旧は道半ばとなっています。
参加者たちは12日から2日間、「珠洲市災害ボランティアセンター」に入り被災した家屋の片付けやがれきの撤去などにあたります。
バスには、淡路島の玉ねぎや姫路おでんなど兵庫の名産品も積み込まれ、被災者に提供されるということです。
ボランティアを乗せたバスは午前11時過ぎに出発し、夕方には宿泊先の金沢市に到着する予定です。