神戸市は、子育て世帯の支援を強化しようと、地域の児童館に保育士などの専門家を配置する新たな取り組みを始め、10日、お披露目会を開きました。
神戸市西区の児童館で行われたお披露目会には、神戸市の久元市長が出席し、テープカットで新しい取り組みの開始を祝いました。
神戸市は、子育て世帯への支援を強化しようと、これまで利用されていた市内120の児童館を、新たに「こどもっとひろば」と名づけ、支援拠点として活用します。
「こどもっとひろば」では、親子向けのプログラムが一部リニューアルされた他、親の孤立を防ぐため、保育士経験などがある「子育てチーフアドバイザー」を配置して、さまざまな相談にも対応します。
10日は、早速これまでの児童館を利用してきた親子連れが訪れ、のびのびと遊んだり、親同士の交流を深めたりしていました。
この他、神戸市では、0歳児を育てる世帯の外出を後押ししようと、ミニボトルやランチボックスなどが入ったセットをこどもっとひろばで無償で配布しています。