4月6日から始まった春の全国交通安全運動に合わせ、兵庫県明石市で高齢ドライバーを対象にした交通安全教室が開かれました。
明石市の自動車学校で開かれた交通安全教室には市内に住む60歳以上のドライバー25人が参加しました。
春の全国交通安全運動では、高齢運転者の事故防止にも重点が置かれていて、参加者たちはシミュレーターなどを使って認知機能を確かめていました。
このうち、参加者の中で最高齢の88歳、運転歴50年の女性は、一時停止で教官からアドバイスを受けていました。
この他、参加者は発煙筒の使い方などを教わり、もしもの時への備えを新たにしていました。
教室の最後には、明石市に本社を置く企業と県警が共同で製作した交通安全と特殊詐欺防止を啓発するグッズが配られました。
春の交通安全運動は4月15日まで続きます。