兵庫県神戸市の六甲山牧場で、春の風物詩・ヒツジの毛刈りが始まりました。
ヒツジは毛が定期的に生え変わらず伸び続けるため、伸びすぎると体温調節がうまくいかず病気になったり、転んだ時に毛の重さで動けなくなります。
このため、六甲山牧場では暖かくなるこの時期に毎年、生後1年以上のヒツジの毛を刈っています。
初日の4月6日は4人の飼育員が一斉に取り掛かり、1頭あたり15分ほどかけてヒツジの毛を刈り取りました。
刈り取られた毛は、平均で3キロほどの量になるそうで、一部は牧場で開かれるウールクラフト体験の材料に使われます。
見学した子どもは
「最初は大きかったけど、毛刈りされた後はちょっと小さくなって、びっくりしました」「毛を刈られたヒツジをあそこらへんで見たんですけど、一瞬ヤギかなと思った」
六甲山牧場のヒツジの毛刈りは、4月29日までの土日と祝日に行われます。