自民党の派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、自民党は西村康稔前経済産業大臣に対して、1年間の党員資格停止処分を決定しました。

自民党安部派で、事務総長を務めていた西村康稔前経済産業大臣は、政治資金パーティーで得た収入の一部を、政治資金収支報告書に正しく記載しなかった疑いが持たれています。

自民党は4月4日午後から、党内での処分内容を協議する「党紀委員会」を開き、西村氏に対し、「党員資格停止処分」とすることを決定しました。

西村氏は1年間、選挙で党からの公認を得られなくなるほか、党総裁選への立候補や投票の資格なども失います。